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医師事務作業補助者
皆さん、「医師事務作業補助者」という職業をご存じですか? 医師事務作業補助者とは、その名の通り医師の事務作業を補助する職種です。呼び方は病院によって様々で、医療秘書や医療クラーク、ドクターズクラーク、メディカルアシスタントなどと呼ばれています。現在当院には5名の医師事務作業補助者がいます。医師の業務には、診察や手術以外に事務的な作業が数多くあります。その事務的作業にかかる負担を軽減し、診療に専念できるようサポート・代行を行うのが医師事務作業補助者の仕事です。
【診療の補助】
各診療科に配置され、医師が行う外来診療の補助を行います。具体的には、診断書や紹介状、同意書などの作成代行や、診療記録の代行入力、処方箋発行や検査・処置のオーダー入力などがあります。
【文書作成補助】
生命保険会社に提出する診断書・傷病手当・労災・自賠責保険・介護保険・生活保護・難病・年金・自立支援・障害者手帳に関する診断書など、様々な書類を作成しています。
「医師の代わりに?」と不安に思われるかもしれませんが、私たち医師事務作業補助者が行った代行業務は、最終的に医師が全てチェックすることになっているので心配しないでください。
ここ最近は、気温も下がり過ごしやすくなりましたが、朝晩など肌寒く感じることも増えてきました。寒暖差の大きい季節の変わり目は、自律神経の乱れなどから体調をくずしやすくなります。バランスのとれた食事や質の良い睡眠、ストレッチなどの適度な運動を心掛け、体調管理に気をつけましょう。
【執筆者】
診療サポート部 医療秘書室 濵浦 奈緒子